第28回 TOKYOコレクションフェア 2019

9月13日から15日まで東京交通会館12階ダイヤモンドホールで催事が開かれ参加した。私は初日の13日(金)に休日を取って参加した。

会場へは会場前2分前のアナウンスがあった時、行列に並び始めたのでそのころで大勢の人が待っていました。茨城貨幣研究会例会の若きリーダーにお声をかけてもらう。これには驚く。10円青銅貨の話もしたかったが、体が疲れていてそれどころではなかった。反省している。時間に間に合うように急いでいたためです。

10円青銅貨のプルーフを見せてくれなかった業者があったが、これには納得がいかない。手変わりは認められており、鈴木和三郎先生の書物にも掲載されている。ホームページにも掲載されている。日本貨幣商協同組合、(株)ワールドコインズ・ジャパンに問い合わせしたい。

一社だけ見ることを忘れたブースがあったが、社長に尋ねなかった私が悪い。拡大鏡と用紙を持参したため貨幣を見ていると非常に疲れる。年号で選んでもらいたいとか不満です。

結果的には珍しい手変わりは見つからなかったが、ミントセットにはよく見られる貨幣は普通の価格で入手できた。可能ならばもう少し安値でもいい。東京の貨幣の催事に参加し始めて5-6年にはなると思うが未使用以上の10円青銅貨の通常貨、状態の極めてよく傷や汚れが全くないものを探しています。

『収集』誌にも集め方はその人それぞれで作られるものであると書かれている。そのため、その人の力量に応じてコレクションをしてもいいと考える。また、『日本貨幣カタログ』に掲載され認知度や人気度が上昇したものは販売価格が上昇する。日本近代銀貨研究会の銀貨もたとえ『日本貨幣カタログ』に掲載されてはいなくとも認知度と人気度によって価格が異なると思う。

また、約束していたオークションの下見も会場内で済ませる。

帰り、アップル銀座に初めて立ち寄る。iPhone11Proを触らしてもらったが大きい。iPadやapple watchも展示されていました。大勢の人がいました。

-平成7年 Ch型、平成8年 Ch型、平成9年 前期 Ch型、平成9年 後期 Ci型、平成10年 前期 Ch型、平成10年 後期 Cj型の手変わり分類について- 4

随分と日が短くなり暑さもおさまってきました。昼間は過ごしやすくなりましたが昼寝をしました。

 

1.はじめに

今回は平成10年銘プルーフについて述べてみたい。庶民生活には自動販売機、路線バスの運賃の支払いなど銅銭は経済界において重要な役割を果たしており、庶民の生活には、銭の使用によって成り立っている。

未発見の手変わり品をお持ちの方は、是非お知らせください。皆様のご協力を得まして、一層の解明を進めたいと思います。今後のまだ手に入らない珍品について存在数を知ることはもちろん、業者販売価格の推測、競売などのオークションの落札価格(プレミアム付き)などが知りたい。

また、自分の収集品を整理整頓し、その研究成果を公開する目的です。未見品に関しては、競売などでは上級収集家からの応札によりかなりの高額落札(高プレミアム)が予想される。中~上級収集家以外にはあまり知られておらず、また業者も分類販売していないので一般市場で拾える可能性も残されている。ルーペが無いと見逃す可能性大である。

さて、結論から申し上げますと、資料となる故鈴木和三郎先生の書籍『日本の現行貨幣-収集の手引き-』内外貨幣研究会、2011年には未発表の手変わり品は残念ながら発見できなかった。

 

◆平成10年 プルーフの裏面、【年号面】 Ch型、Cj型 共通

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●平成10年 前期 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」 標準的、21枚

 

アルファベット表記のCh型の特徴は私が付けた特徴記号です。着眼点は「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」の2か所だけ確かめれば平成10年 前期 Ch型と特定できます。通常貨にはCi型「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」の特徴を持つものが存在するためもし見つかれば珍品です。よく確認する必要があります。

鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」と分類されています。

稀少度は標準的であり所有している貨幣のうち半数の21枚がこの特徴であり、平成10年 前期 Ch型と特定できます。尚、今日現在までの枚数を示しており21枚です。これと同じことは、すべての年号に該当します。従って、今後所有する枚数が増加すると考えられます。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図 平成10年 前期 Ch型

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着眼点

①「左宝珠切れ目:有り」

②「階段切れ目:有り

 

 

●平成10年 後期 Cj型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」 標準的、20枚

 

アルファベット表記のCj型の特徴は私が付けた特徴記号です。着眼点は「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」の2か所だけ確かめれば平成10年 後期 Cj型と特定できます。

鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」と分類されています。

稀少度は標準的であり所有している貨幣のうち半数の20枚がこの特徴であり、平成10年 後期 Cj型と特定できます。

 

 

【平等院鳳凰堂面】全体図 平成10年 後期 Cj型

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着眼点

①「左宝珠切れ目:有り」

②「階段切れ目:無し

 

以下の貨幣Ci型は、まだ未発見です。蔵品されている方、発見された方がおりましたら、是非ご一報ください。それ以外の未発見の手変わり品をお持ちの方もよろしくお願いします。

 

●平成10年 Ci型 「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」 通常貨には認められる、未発見(存在の可能性有り)

 

手変わり品は全体の中から、目立った特徴を持ち、複数見つかったものだけを手変わりと呼んでいる。微細な変化のあるものが多いので、今後の収集によっては意外と少ないものが見つかるかもしれません。

 

  • まとめ

 

今回の報告では、10円青銅貨プルーフの手変わりのうち平成7年 Ch型、平成8年 Ch型、平成9年 前期 Ch型、平成9年 後期 Ci型、平成10年 前期 Ch型、平成10年 後期 Cj型の特徴記号のうちで表面の平等院鳳凰堂の図案に着目して、大まかに分けてみました。

 

『日本貨幣カタログ1994 特集』や『収集』誌2006年、9月号、鈴木先生の著書『日本の現行貨幣-収集の手引き-』内外貨幣研究会、2011年の文献に記載されているのでそちらも手元に置きながら勉強されるとよく理解できます。そちらを参照されることを期待します。

 

また、10円青銅貨プルーフの手変わりは、目下のところ研究中であり、別の手変わりがないか探しているところである。発見次第、適宜報告していくつもりである。大分類の「左宝珠切れ目:有無」「階段切れ目:有無」の分け方以外の箇所の区別については、現状では、検討途中であり、それ以外の箇所での手変わり区分までは特徴記号の区別ができないためにしていない。

 

本報告が、10円青銅貨プルーフの手変わりに興味を持って収集されている方やプルーフセットをお持ちの一般のコレクターにも、何かの参考になれば幸いである。本報告をきっかけとして、この分野の研究がさらに進むことを期待したい。

     

年号

特徴記号

分類

稀少度

平成7年

Cg型

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」

未見 通常貨には見られる

平成7年

Ch型

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」

標準的 非常に多い 

平成8年

Ch型

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」

標準的 非常に多い 

平成8年

Ci型

「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」

未見 通常貨には見られる

平成9年 前期

Ch型

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」

標準的

平成9年 後期

Ci型

「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」

標準的

平成10年 前期

Ch型

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」

標準的

平成10年 中期

Ci型

「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」

未見 通常貨には見られる(ミント)

平成10年 後期

Cj型

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」

標準的

 

※未見は通常貨には見られるが、現時点ではプルーフでは確認していないために催事やオークションなどで探しているもの、あるいは存在の可能性を疑ってもいいもの。

※標準的は存在数が多く稀少価値は全くないと思われる、容易に見つかり手に入ると思えるもの。

 

 

(主な参考文献)

島村一雄「旧5円金貨明治3年明瞭鱗(切り鱗)の徹底研究」『収集』2018年、5月号、17頁-41頁。

日本貨幣商協同組合編『日本貨幣カタログ1994』特集、1993年。

神吉廣純「現行コイン選り銭の妙味」『収集』書信館出版株式会社、2006年、9月号。

鈴木和三郎『日本の現行貨幣-収集の手引き-』内外貨幣研究会、2011年、3月。

鈴木和三郎「近現代・日本のお金」http://chigasakiws.web.fc2.com/

 

 

(次号に続く)

 

 

 

 

 

 

 

-平成7年 Ch型、平成8年 Ch型、平成9年 前期 Ch型、平成9年 後期 Ci型、平成10年 前期 Ch型、平成10年 後期 Cj型の手変わり分類について- 3

日が短くなり除草が追い付きません。天気予報も当てにできません。

 


近代貨幣の手変わり収集は近年人気が高まり、近代貨幣分類図鑑や1円銀貨の手変わり分類本(初版)は絶版となっています。一方で現行貨幣にも各種の手変わりが存在し、10円青銅貨の昭和61年後期 Cf型は高額なプレミアムで知られています。

稲100円銀貨の代表的手変わり「粗稲穂」は昭和38年銘が大珍品、昭和39年銘が稀少、昭和40年銘は1品のみの存在で確認されています。日本近代銀貨研究会で131、500枚強とサンプル数が非常に多く大変参考になります。銀貨を収集するコレクターは非常に満足できる数字です。

10円青銅貨のプルーフもこのように非常に多くのサンプル数で確認したい。正しい存在数を知ることができ、収集意欲がわきます。

 

◆平成9年プルーフの裏面、【年号面】(共通図) Ch型およびCi型共通

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●平成9年 前期 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」 標準的、21枚 【新発見】

アルファベット表記のCh型の特徴は私が付けた特徴記号です。着眼点は「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」の2か所だけ確かめれば平成9年 前期 Ch型と特定できます。尚、新発見できましたが存在数はほぼ同じでした。

鈴木先生の著書ではこの「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」の組み合わせ分類、仕分け分類はまだ、発見されていません。当然、分類表には未見としか掲載されていません。

稀少度は標準的であり所有している貨幣のうち半数の21枚がこの特徴であり、平成9年 前期 Ch型と特定できます。

なお、通常貨にはCh型の「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」とCi型の「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」の2種類の手変わり品があるため前者のCh型と同じ特徴を持つ手変わり品を注意して探していると偶然、この貨幣を発見しました。非常に嬉しいです。

ヤフオクなどから宝くじ的感覚で、未見タイプとの遭遇を期待するのも非常に楽しい。10円青銅貨のプルーフは業者の認知度が低く、標準的価格での入手可能性が十分に残されている。これが『日本貨幣カタログ』に掲載されるようになると、業者の認知度、人気度も上昇するため収集難易度は高くなる。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図 平成9年 前期 Ch型

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着眼点

①「左宝珠切れ目:有り

②「階段切れ目:有り

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●平成9年 後期 Ci型 「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」 標準的、21枚

アルファベット表記のCi型の特徴は私が付けた特徴記号です。着眼点は「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」の2か所だけ確かめれば平成9年 後期 Ci型と特定できます。

鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」と分類されています。紹介させていただいたものは、今現在のもので、まだまだ見つけられることを期待しています。サンプル数が極端に少ない。

稀少度は標準的であり所有している貨幣のうち半数の21枚がこの特徴であり、平成9年 後期 Ci型と特定できます。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図 平成9年 後期 Ci型

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着眼点

①「左宝珠切れ目:無し

②「階段切れ目:有り」

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(つづく)

-平成7年 Ch型、平成8年 Ch型、平成9年 前期 Ch型、平成9年 後期 Ci型、平成10年 前期 Ch型、平成10年 後期 Cj型の手変わり分類について- 2

随分と日が短くなり朝は長袖の季節のように寒くなりました。すぐに暑さが戻りますが8月上旬の最高の暑さには戻りません。確実に季節は動いています。

 


 

1 はじめに

 

10円青銅貨プルーフの手変わりは、現行貨の手変わりコレクターには知られているのが現状であり、まれにネットオークションなどでも出品されている。鈴木和三郎先生の著書『日本の現行貨幣-収集の手引き-』内外貨幣研究会、2011年10月以降に見つかった手変わりについては、私が自分のブログで公開・発表していたので熱心な現行10円の手変わりファンにとっては既知と思うが、公開文献として掲載された例はないこと、また、鈴木先生は平成17年以降の手変わりの画像と分類表には触れられていないため、追加という意味でここに多数の画像を掲載した。ページ数の都合で割愛されないか心配している。

 

なぜ、通常貨にない組み合わせ手変わりがプルーフにも見られるのか、その逆も同じことが言えます。このことについてもわかりませんので情報をお持ちの方がおりましたら是非筆者のほうへご報告をお願いします。

 

◎現行10円青銅貨プルーフ貨幣の各部の名称

基本的な分類に関する考え方や語句の使用法については、神吉廣純先生が「収集」20069月号、19頁に発表された「10円青銅貨の手変わり分類表」および鈴木和三郎先生が執筆された『日本の現行貨幣-収集の手引き-』内外貨幣研究会、2011年、10月に、できる限り準拠するように努めた。

 

●平成8年 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」 この特徴分類しか見たことがなく、非常に多い 標準的 24枚

 

アルファベット表記のCh型の特徴は私が付けた特徴記号です。着眼点は「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」の2か所だけ確かめれば平成8年銘はこの特徴しか見られないはずなので分類する必要はありません。通常貨にはCi型「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」の特徴を持つものが存在するためもし見つかれば珍品です。よく確認する必要があります。

 

鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」と分類されています。現時点ではこの組み合わせ手変わりでしか見たことがありません。

 

稀少度は標準的であり所有している貨幣すべて24枚がこの形です。平成8年銘はこの特徴のものしか見たことがありません。伴わないタイプのものは現在調査中です。上級収集家の方は、ぜひ新手変わりの発見に挑戦していただきたい。

 

通常貨にはプルーフにも同じ特徴が見られるCh型に加えて、Ci型の稀少度の少ない「左宝珠切れ目:無し」と「階段切れ目:有り」の2種類の手変わり品があるため後者と同じ特徴を持つ手変わり品を探している最中です。

 

【年号面】 

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【平等院鳳凰堂面】全体図

Photo_20190826201602

 

着眼点

①「左宝珠切れ目:有り」

②「階段切れ目:有り」

 

Photo_20190826201701

 

●平成8年 Ci型 「左宝珠切れ目:無し」「階段切れ目:有り」 通常貨には見られる、未見(存在の可能性大)

この貨幣を探しています。 発見された方はご報告ください。

 

(つづく)

 

-平成7年 Ch型、平成8年 Ch型、平成9年 前期 Ch型、平成9年 後期 Ci型、平成10年 前期 Ch型、平成10年 後期 Cj型の手変わり分類について- 1

日に日に日が短くなってきました。夏も終わりになり苦手な冬が訪れます。

 


 

1 はじめに

 

筆者が10円プルーフの手変わりに興味を持つきっかけは鈴木和三郎先生のホームページ「近現代・日本のお金」chigasakiws.web.fc2.com/index.html

に従って「10円の手変わり」について集め始めたことに始まる。その後、ヤフオクより2015年に大阪の方から大量にプルーフ出しを譲っていただいた。その中に鈴木和三郎先生でさえも未見の【新発見】の手変わりを見つけることができ、発表に至ったわけである。一部の方しか正確な存在数が知らないため悪い意味で高値になるとも考えられるため事前に頭に入れておいていただけると業者の店頭やオークションで出品物を見た時に詳しい判断ができると考える。

 

前回は、平成2年 Cg型から平成6年 後期 Ch型について述べさせていただいた。今回は平成7年 Ch型から平成10年 後期 Cj型までのプルーフの手変わり分類に関して紹介します。

 

 

 

●平成7年 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」 この特徴分類しか見たことがなく、非常に多い 標準的 39枚

 

アルファベット表記のCh型の特徴は私が付けた特徴記号です。着眼点は「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」の2か所だけ確かめれば平成7年銘はこの特徴しか見られないはずなので分類する必要はありません。通常貨にはCg型「階段切れ目:無し」の特徴を持つものが存在するためもし見つかれば珍品です。よく確認する必要があります。

 

鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」の組み合わせ手変わりが特徴分類されています。

 

稀少度は標準的であり所有している39枚すべてがこの特徴を持ち、平成7年はこの特徴のものしか見たことがありません。すべての収集家に平等に発見・収得のチャンスがあると思うので、未見手変わり分類を上手く利用して楽しんでいただきたい。そして、未見品発見時には是非ご報告いただきたい。

 

通常貨には「階段切れ目:有り」と「階段切れ目:無し」の2種類の手変わり品があるため後者と同じ特徴を持つ手変わり品を探している最中です。

 

【年号面】 

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【平等院鳳凰堂面】全体図

 

Photo_20190824204902

 

着眼点

①「左宝珠切れ目:有り」

②「階段切れ目:有り」

Photo_20190824204903

 

●平成7年 Cg型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」 未見(存在の可能性有り)探しています。発見された方はご報告ください。

 

(つづく)

-平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型、平成6年 後期 Ch型の手変わり分類について-6

日本列島に横たわる秋雨前線の影響で全国的に荒れ模様となり、各地で激しい雨が降りました。23日夜にかけても大雨になる見込みです。秋雨前線とともに近づく秋の気配が感じられます。夜明けが長くなり、日が沈む時刻が短くなりました。

セミやコオロギ、カなどの昆虫はまだ見かけます。冷房も長い時間付けなくなりました。シャワーの水が冷たく感じるようになりました。

 

「令和元年」硬貨が500円玉・100円玉から製造開始、いつ私たちの財布に?

令和元年銘の10円青銅貨だけ欲しいためミントセットは申し込みません。たとえ貴重であっても。


-平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型、平成6年 後期 Ch型の手変わり分類について-6

 

●平成6年 前期 Cg型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」、平成6年 後期 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」について

◆平成6年 【年号面】前期 Cg型、後期 Ch型 共通

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  • 平成6年 前期 Cg型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」 やや多い 40

 

 平成6年銘には前期 Cg型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」と後期 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」の2種類があり、通常貨には見られない後期 Ch型があります。なぜ通常貨には見られない手変わりが認められるのか謎であり、理由はわかりません。近代銀貨の手変わりに関しては、神吉先生により造幣局の職員が忙しいために生じたものらしいと説かれています。この後期 Ch型の特徴記号は私が付けました。まだ認知度があまりありません。

 

アルファベット表記のCg型の特徴は神吉先生の発表された通常貨の分類表と同じです。「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」の小分類が見られることが最大の特徴です。鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」が紹介されています。着眼点はプルーフにも見られるものに合わせたため「階段切れ目:有無」に注意してみると楽しめます。この3か所の組み合わせ手変わりが基本となります。

 

稀少度はやや多く40枚があり、平成6年にはこの特徴のもののほかに後期のCh型が見られます。尚、大分類表の存在率や稀少度項目は、研究中のタイプも多いため、おおよその存在傾向と考えていただきたい。10円プルーフ全体にこのことが言えます。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図

Photo_20190823210102

 

着眼点

① 「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

② 「階段切れ目:無し

③ 「左宝珠切れ目:有り」

Photo_20190823210103

 

 

  • 平成6年 後期 Ch型 「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」 25枚 やや少ない 【新発見】

 

 平成6年銘には前期 Cg型と後期 Ch型の2種類があり、通常貨には見られない後期 Ch型があります。なぜ通常貨には見られない手変わりが認められるのか理由はわかりません。まだ認知度があまりないため収集をするチャンスと言えるでしょう。

 

アルファベット表記のCh型の特徴は神吉先生の発表された通常貨の分類表と違い、私が自分でつけた記号です。「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」の小分類が見られることが最大の特徴です。鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」が大分類されています。着眼点も通常貨には見られず、プルーフだけに見られるものだけに「階段切れ目:有無」に注意してみると楽しめます。

 

稀少度は「やや少ない」と思われ25枚があり、平成6年 後期のCh型が店頭価格でCg型と同じ価格で売られていれば購入する価値はあると思います。現時点で盛り込める情報は可及的掲載した。また、各カテゴリー単位で特徴記載や特徴を示す写真を手変わり分類表との対照させながら収集できるようにした。

 

未見品に関しての存在可能性を示す情報などを記載し、収集意欲の向上や興味を掻き立てるように情報の開示をして、初心者、初級者でも興味を持って収集活動に臨めるようにした。そのカテゴリーの基本刻印種や基本分類パターンに従っているため、すべての完集を目指す内容とした。基本[組み合わせ]分類の中にも入手し難いタイプが含まれているためその箇所は後日に収集するようにすればよいと思う。入手は後回しにする選択肢もあろう。市場での入手性がやや困難であり高いものがあるため、収集の楽しさが増すと考える。

 

基本知識さえあれば初級者でも一般市場で拾うことができる。以前、ヤフオクなどの競売に手変わり品として出品されたことがあり、数倍のプレミアムが付いたことがある。上級者が参加したためなのか意図的なのかまではわからない。

 

※鈴木和三郎先生が執筆された「日本の現行貨幣ー収集の手引きー」内外貨幣研究会、2011年10月に発表された手変わり分類表には未掲載の特徴記号を持つ特徴分類については赤表示で【新発見】と付けておいた。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図

Photo_20190823210901

 

着眼点

① 「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

② 「階段切れ目:有り

③ 「左宝珠切れ目:有り」

Photo_20190823210902

 

  • まとめ

 

平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型の特徴、平成6年 後期 Ch型の特徴を下の表にまとめておいたので参考にされたい。きちんと述べさせていただいたので以後、迷うことは少なくなると思う。しかし、昭和61年 後期 Cf型のように『日本貨幣カタログ』に掲載されるようなことになると市場価値が上昇するかもしれず、また、収集家も増えることが予想されるために買うなら今がチャンスと思う。

 

平成2年から平成5年銘は私の感覚ではCg型の特徴を持つものしか存在しないと思う。目標は『日本貨幣カタログ』に特徴記号が掲載され、分類番号をもとにして各収集家が参考にされることです。それを活用することで、各収集家が分類に間違いが生じる確率が少なくなり大変に便利になると思う。実際は、紙数の関係上、割愛せざるを得ない分野でもあるため、昭和61年後期Cf型のように『日本貨幣カタログ』に掲載されるのは意義がある稀少手変わりであることが必要となるためなかなか難しいと思える。そして、この次はどのような手変わり品と出会えるのか楽しみに待ちたい。

 

年銘

特徴記号

小分類

大分類

稀少度

平成2年

Cg型

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」

標準的 21

 

平成3年

Cg型

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」

標準的 39

 

平成4年

Cg型

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」

標準的 74

 

平成5年

Cg型

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」

標準的 57

 

平成6年 前期

Cg型

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」

やや多め 40

 

平成6年 後期

Ch型

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:有り」「左石積切れ目:有り」

やや少ない25

【新発見】

 

<参考文献>

 

日本貨幣商協同組合編『日本の貨幣-収集の手引き-』改訂、2010年。

田宮健三「正徳・享保小判・一分金」『収集』誌1978年2月号32-34頁、書信館出版株式会社。

喀龍「現行通常貨幣完全未使用品の評価と稀少性(前編)」『収集』誌2009年2月号、8-12頁、書信館出版株式会社。

喀龍「『石蹴り明』と『長明』」『収集』誌2009年11月号、20-22頁、書信館出版株式会社。

その他の『収集』誌多数。

亀谷雅嗣編「日本の近代銀貨-第一部 一円銀貨(第二版)」2018年11月9日、書信館出版株式会社。

 

(つづく)

-平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型、平成6年 後期 Ch型の手変わり分類について-5

随分と日が短くなり午後に昨日に続き大雨になりました。これからまた寒い冬になると思うとうんざりします。


◆平成5年 【年号面】

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  • 平成5年 Cg型 「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」 標準的、非常に多い

 

アルファベット表記のCg型の特徴は神吉先生の発表された通常貨の分類表と同じです。「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」の小分類が見られることが最大の特徴です。鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」と分類されています。

 

稀少度は標準的で57枚がこの特徴であり、平成5年はこの特徴のものしか見たことがありません。刻印は1種と考えられます。平成元年銘は前期 Cf型と 後期 Cg型であり、平成2年、平成3年、平成4年、平成5年、平成6年 前期 Cg型と量産用の刻印種が製作されたと推測される。これらの年号は大量に製造された。

この年号はこの単独手変わりも含め、手変わりはこのCg型しか見当たらない。刻印発生の流れから重点的に収集するべきカテゴリではない。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図

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着眼点

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

Photo_20190821205501

 (つづく)

-平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型、平成6年 後期 Ch型の手変わり分類について-4

急に日が短くなり天気が急変して大雨になりました。すぐにやみましたが、これから日増しに寒さが強くなります。家の明かりもすぐに暗くなり体力も変化します。これからの季節が大変です。ミンミンゼミが鳴き始め、コオロギなどの虫の鳴き声もするようになりました。


 

◆平成4年 【年号面】

Photo_20190820190301

 

  • 平成4年 Cg型 「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」 標準的、非常に多い

アルファベット表記のCg型の特徴は神吉先生の発表された通常貨の分類表と同じです。「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」の小分類が見られることが最大の特徴です。鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」と分類されています。

稀少度は標準的であり74枚が同じ特徴であり、平成4年はこの特徴のものしか見たことがありません。

【平等院鳳凰堂面】全体図

Photo_20190820190302

 

着眼点

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

Photo_20190820190401

(つづく)

-平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型、平成6年 後期 Ch型の手変わり分類について-3

ヒグラシの鳴き声がするようになり急に日も短くなりました。

昨日、貨幣研究会例会に参加して補欠当選した東京オリンピック記念1000円銀貨のプルーフはすべてキャンセルすることに決めました。コンプリートセット(仮称)もあることだし、プレミアム付きで販売される記念貨幣はできる限り購入を控えたい。東京国際コインコンヴェンションの懇談会で造幣局の理事がどのようなものが売れるかなど質問をしていたため記念貨幣は今後無限に製造されるということが推測できるからだ。

筆者も東京オリンピック記念金貨の購入をためらうようになる。よく考えます。今日のテレビでも金相場が高騰していることが取り上げられ、買取額も異常に高額な額であった。金貨は良くない。収集するのであれば銀貨といえる。

 


 

◆平成3年 【年号面】

Cb

 

  • 平成3年 Cg型 「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」 標準的 多い

アルファベット表記のCg型の特徴は神吉先生の発表された通常貨の分類表と同じです。「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」の小分類が見られることが最大の特徴です。鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」と分類されています。

稀少度は標準的であり39枚に見られ、平成3年はこの特徴のものしか見たことがありません。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図

Photo_20190819202801

 

着眼点は赤の矢印で示した箇所です。

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

Photo_20190819202901

(つづく)

-平成2年 Cg型、平成3年 Cg型、平成4年 Cg型、平成5年 Cg型、平成6年 前期 Cg型、平成6年 後期 Ch型の手変わり分類について-2

催事開催のご案内

第28回 TOKYOコレクションフェア2019

「コイン・切手・テレカ大即売会」

会場:有楽町 東京交通会館 12階 ダイヤモンドホール

2019年 9月13日(金) 12:00~18:00

      9月14日(土) 10:00~18:00

      9月15日(日) 10:00~16:00

主催:いずみ会

 


 

◆平成2年 【年号面】

Photo_20190818200301

 

  • 平成2年 Cg型 「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

 

アルファベット表記のCg型の特徴は神吉先生の発表された通常貨の分類表と同じです。「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」の小分類が見られることが最大の特徴です。鈴木先生の著書では「左宝珠切れ目:有り」「階段切れ目:無し」「左石積切れ目:有り」と分類されています。

 

稀少度は標準的であり21枚に見られ、平成2年はこの特徴のものしか見たことがありません。

 

【平等院鳳凰堂面】全体図

Gbca

 

着眼点

「鬼瓦とその上にある鳥衾:連結」

Green

(つづく)

 

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