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2016年6月

昭和45年 後期 Ba型

S45銘には、既に報告しておりますように、S40、S41、S42、S43、S44、S45、S46銘に見られるような「右隅楼軒先:1本線」のAc型が確認できています。昭和45年前期タイプのAc型は一般的にみられるもので珍しくありません。


ところが今回紹介します昭和45年後期 Ba型は前期と比べて存在率が少なく保存に値します。前期と見比べてみてください。


昭和45年後期 Ba型 左隅楼軒先:細い1本線 存在率 20%程度


存在数は現在調査中です。


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「左隅楼軒先:細い1本線」




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昭和45年 前期 Ac型

S45年銘の10円青銅貨には前期タイプのAc型があり、標準的に存在します。これは翌年のS46年前期 Acのタイプと稀少度が反対になっており存在数はS46Ac型のほうが極めて少ない。特徴は平等院鳳凰堂側の図案は変わっていません。年号面のみが変わりました。


昭和45年 前期 Ac型 存在率:80%程度 標準的


存在率は現在計算中です。後期のBa型は昭和46年前期と比較すると、割と多く見られます。昨年のコインコレクションフェアーの低額品コーナーで2枚で100円で入手しました。現行銭は値段のプレミアムはほとんど付きません。


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貨幣研究会 その2

先日行われた貨幣研究会例会での入手品を紹介します。


竜50銭銀貨 明治32年 極美~美 日本貨幣カタログ01-14


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近代貨幣研究会編の「日本の近代銀貨研究(5)」23頁、【日】字拡大が異なっています。通常品の「日」字拡大とは明らかに異なっています。4画目が通常品と異なっています。


「下欠日」(4画欠落)ではありません。関連変化に該当するようです。


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6/19 貨幣研究会

地元の貨幣研究会の例会に参加しました。現行貨幣の手変わりについてお尋ねしたところプレスのたびに極印が変わるとのこと。5円の手変わりにも鈴木研究者の分類の他にも存在することから言えるらしいです。


この時期が一年で一番いい季節です。最も日が長いのが6月21日です。


明治25年 竜20銭銀貨


「細渦巻竜タイプ」「b型年字細字型」 


全体的に太字様が基本であり、a型=太字的、b型=細字的な出来といえると「日本の近代銀貨研究(5)32-33頁、日本近代貨幣研究会」に記載されており少ないものです。


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ヤフオクが20年経ちキャンペーンをしていたが利用しなかったのが悔やまれる。最近、メルカリを見るようになりました。竜20銭銀貨のほかにも入手しましたので後程紹介するつもりです。 コインホルダーとコインアルバムが欲しくなりました。

昭和44年 Ac型

昭和44年 Ac型 右隅楼軒先:1本線 存在率:100%


現行10円青銅貨の「右隅楼」および「左隅楼」において、Ac型は昭和40年後期から昭和46年前期まで同様のタイプが見られます。両者の形状に特徴が見られます。お互いに見比べてみてください。摩耗がみられるときは片方で判別してみてください。


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昭和43年 Ac型

昭和43年 Ac型 右隅楼軒先(みぎぐうろうのきさき):1本線 存在率:100%。


現行10円青銅貨の右隅楼軒先の「1本線」において、昭和40年Ac型から続くタイプです。まずは基本形を覚えてみてください。他の年号面の変化や「国」の文字形状の違い、鳳凰の足の長さの差異など一般のコレクターにも集めやすいようにあえて省略しました。


あまり細かい分類(細分類)は並品での判別は難しく未使用での確認が必要なことに加え、複数枚の存在が必要になります。有力な情報も必要になります。現行貨幣には近代銀貨のように厳密な手変わり(細分類)は不必要です。もっとも、分類したとしてそのとおりに収集してくれるコレクターがいるのか疑問があります。


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標準的な変化(存在率が高く主流を占める変化)


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右隅楼軒先:1本線
 


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買い受け表

コイン店さんの買い受け表を見てみると、驚くほど安いことに気が付いた。近代貨幣にこの状態は顕著にみられ未使用、流通品など区別をしていないようです。多少の幅はありますが自分が好きでない限り、収集は避けたほうが無難に思います。地元の貨幣研究会の盆回しの参考価格よりも安い。どちらかというと、現行貨幣の記念硬貨のほうがまだましの状況です。


人気があり日本貨幣カタログ、店頭販売での価格が高価な近代銭を集めるのが後世にも意義があるものだと思います。コイン店に売却するとなると二束三文になってしまうのが少し残念です。ところが現行のプルーフは額面両替がほとんどですが記念貨幣に限っては誤差が少ない。現行貨幣の記念貨幣でも収集されると買い取りするとき額面は保証される。問題は自分が好きな貨幣なのかそうでないかです。転売目的のような買い方になってしまいますが仕方がありません。


旧500円白銅貨と稀少な10円手変わり、プルーフでも集めようと思います。

昭和42年 Ac型

昭和40年 Ac型以降の同じAc型について、10円青銅貨の組み合わせ手変わりを覚えておくと摩耗が進んだものを判別したい場合に役に立ちます。特徴は右隅楼軒先が1本線、左隅楼軒先の形状の両方の記憶しておくと大変便利です。
 


以下画像で説明します。


昭和42年 Ac型 右隅楼軒先:1本線


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左隅楼


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右隅楼軒先:1本線


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昭和41年 Ac型

散らばっていた10円青銅貨は見つかりましたので存在率など計算中です。昭和45年、46年、59年、61年、62年など。昭和38年、40年もできれば枚数計算したいと考えています。
 


昭和41年銘は前年号を引き継いでいますので図案の変更ありません。


昭和41年 Ac型 右隅楼軒先:1本線 存在率:S41年銘全体を100%とした場合の割合で100%。


年号面


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右隅楼軒先: 1本線


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昭和40年 Ac型

刻印発生の流れとしては昭和38年から昭和40年銘までを前期 Ab型と呼び、右前楼破風(右隅楼軒先)が2本線が特徴です。昭和40年から昭和46年を後期Ac型 右隅楼軒先:1本線に分類されます。
 


昭和40年 Ac型 右隅楼軒先:1本線 存在率:55.5%


年号面


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第49回 世界の貨幣・切手・テレホンカードまつり

初日に行きましたが開場直後に行ったため粗品はもらえませんでした。相変わらず昭和56年Bd型 枕上下無し は見つかりません。10セットは拡大鏡で確認しました。ミントセットを重点に置いてある業者さんに長い間選び時間を使いました。昭和53年Ba型 左隅楼:細い1本線 は店頭で販売されているおよそ10セットすべてが同じ図案でした。


稀少価値の高いものは昭和62年前期1枚 未使用- 100円 流通貨幣と思います。稀少度の少ないものとして平成11年Cj型 左宝珠:切れ目有、階段切れ目無 未使用 100円。2枚だけでした。寄ったついでに5円黄銅貨も購入しました。超鋭角、鈍角のほかに長さが中間のものも存在します。稲100円銀貨の下髭が短いものも取り扱っている業者さんで見てみましたがありませんでした。


平成25年以降のプルーフはありませんでしたので次回以降の楽しみにします。オークションでも出品されています。今から狙っています。


昭和61年後期は並品でも痛みのあるものが15000円、銅の光沢の残る美品が45000円でした。まだ売れ残っていたことが言えます。円銀など、近代銀貨の見る目ができてきました。


有楽町でGコインに立ち寄り帰宅しました。10円青銅貨は重点的に取り扱っていないということですのですが、一応昭和56年Bd型 枕上下無し を探してくださいということを依頼しました。また近代銀貨研究会の小冊子1、2は品切れでした。小冊子の3,4,5と1円銀貨の部は在庫がありました。貨幣研究会の例会での盆回しで必要な書物です。需要が少ないので仕方がありません。個人的には再発行してもらいたいものです。


会場の東京交通会館


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茨城マルシェ(銀座)


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常陽銀行 東京営業部


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昭和40年 Ab型

昭和40年銘においては前期タイプのAb型と後期タイプのAc型に分類できます。どちらも同じような存在数ですので稀少度のプレミアムは付きません。今回は前期タイプの右隅楼軒先が2本線のものを取り上げます。


Ab型は右隅楼軒先:2本線のものです。この変化は昭和38年から続く量産ラインで製造された手変わりです。見分け方のポイントは、右隅楼軒先の写真○の部分に注目してください。前期タイプは、右隅楼軒先が2本線になっています。


昭和40年 Ab型 右隅楼軒先:2本線 前期タイプ 44.5%


年号面


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右隅楼軒先:2本線
 


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昭和39年 Ab型

10円青銅貨昭和39年銘の平等院鳳凰堂面において、1種類の刻印が使用されています。存在率は100%です。昭和39年銘全体の存在率を100%としたもの。したがって、稀少タイプは存在しません。


「日本貨幣カタログ2016」02-9の10円青銅貨は独立行政法人造幣局の「日本の通常貨幣」を見ると、


素材 青銅


品位 銅   950


    亜鉛 40-30


    錫(すず) 10-20


量目 4.5g


直径 23.5mm


図案 平等院鳳凰堂と唐草模様


 
    常盤木(ときわぎ)


発行年 昭和34年(1959年)


と記載がされています。


昭和39年 Ab型 右前楼破風:2本線 存在率:100%


年号面


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S38年Ab型と同じ図案です。平等院鳳凰堂だけに限った分類方法です。今一度写真をご覧いただき、それぞれの特徴を頭に入れておきましょう。判り易い局所変化(単独手変わり)といえます。

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