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2016年7月

昭和54年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり Bc型

昭和54年銘のBc型は左隅楼軒先が1本線、隅棟の先端跳び上がりが特徴です。同じ傾向はS53年銘のBc型にも言え、両者とも全く同じ図案です。微差は見ません。大まかに手変わりを分類しました。


昭和54年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり Bc型 最も多い 75%程度


存在率は私の感覚ですので多少の誤差を含みます。


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未使用の金融機関ロールを割ったものです。


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左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり


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右隅楼


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昭和54年 左隅楼軒先:細い2本線 Bb-1型

S52年銘Bb型に続いて同図案が使われていますので説明します。同じ図案はS52、S53、S54に用いられています。存在率が異なります。この年銘のBb型は希少価値が高いといえます。組み合わせ手変わりになります。


昭和54年 左隅楼軒先:細い2本線 Bb-1型 少ない


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左隅楼軒先:細い2本線(わかりやすい局所手変りです)


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右隅楼


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左裳階 枕:有(鈴木和三郎先生の書物およびHPには枕無し Bb-2型が存在することが書かれているが未見のため、存在の可能性有としました)


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昭和53年 左隅楼軒先:細い 1本線 隅棟:先端跳び上がり Bc型

昭和53年銘には3種類に大分類されることを記載しました。昭和52年から刻印は同じものがあり、Ba、Bb型があります。今回紹介する昭和53年 Bc型は翌年の昭和54年、昭和55年、昭和56年にも同じ図案が見ることができます。このBc型というアルファベットの記号は年銘が異なりますが同じですので5年間にわたり使われたことを意味します。


関東では今日が梅雨明けです。例年に比べるとわずかに遅い夏です。セミの鳴き声も聞くことができます。


昭和53年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり Bc型 少ない


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左隅楼軒先:細い1本線、隅棟:先端跳び上がり


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右隅楼


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昭和53年 左隅楼軒先:細い2本線 Bb型

昭和53年銘にはBa型である「左隅楼軒先: 細い1本線」、Bb型の「左隅楼軒先:細い2本線」、Bc型の「左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり」の3種類に分類できます。なかでも今回紹介するBb型は存在数が極めて多くおよそ8割を占める量産型です。


昭和53年 左隅楼軒先:細い2本線 Bb型 存在率85% 非常に多い


未使用です。


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左隅楼軒先


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Ba型の1本線と比較するとよく違いが分かります。


右隅楼軒先


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昭和53年 左隅楼軒先:細い1本線 Ba型

昭和52年銘と53年銘のBa型は「左隅楼軒先:細い1本線」です。アルファベットが年号でつながっていることが多く、どの年号で使用されたかが分かります。10円青銅貨の手変わりがなぜ普及しないかの主な理由はコレクターが少ないことです。


昭和61年のみ前期、後期と分類され後期のみ異常な高値で取引されています。「日本貨幣カタログ2016」で前期と後期の図案が紹介されています。コイン店でも昭和61年後期が分類されています。最近、主なオークションで昭和27年の前期と後期が紹介され話題になりましたが、一般市場では、昭和61年後期以外の手変わりは分類されず、単なるS52銘、S62年銘、S63年銘として扱われることが多い。


市場価格は最近の取引情報や希少価値・人気度・認知度に基づく将来性などを考慮して日本の近代銀貨は算出されています。一部のコイン店では細分類まで分類されていないところもあります。現行の10円玉もこのようになってもらいたいと切に願っています。


昭和53年 「左隅楼軒先:細い1本線」 Ba型 流通貨では稀少 貨幣セットには8割強で見ることができました。




常盤木(年号面)
 


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平等院鳳凰堂と唐草模様


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左隅楼



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右隅楼
 
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昭和53年Ba型 「左偶楼 細い1本線」は流通貨幣から見つけることは少し難しいが貨幣セットを購入することで容易に未使用を入手することができます。ミントセットと流通貨幣の割合が大きく異なっていてS62前期、S63前期など容易に見つけることができる貨幣です。ミントセットを崩せば問題はすぐに解決します。そのため手変わり品としてのプレミアムは当分の間はつかないと思います。


手変わりは無数にあるため近代銀貨の収集家でも数が多く集められません。そのような分野です。また、新たな手変わり情報が入ってくるため常に最新の情報を入手してコレクションする必要があります。
 
 
 
 
 


昭和52年 左隅楼軒先:細い2本線 Bb型

昭和52年銘には「左隅楼軒先:細い1本線」のBa型が主流であり、9割を占める。「左隅楼 細い2本線」の Bb型は希少性が高い。東京のコイン店や催事などで未使用を見つけているがまだ流通貨幣でも店頭で見つけたことがなくコイン店には置かれていないと思われる。


さて、今回は東京の有名なコイン店にも取り扱われていなかったものを取り上げます。在庫が残っていません。私は地元の金融機関より美品を入手しました。その画像を紹介します。少し光沢を残しています。


昭和52年 左隅楼軒先:細い2本線 Bb型 少ない 10%前後
 
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赤の矢印で示した箇所に着目してください。上に示した拡大写真です。Baは1本線ですがBbは2本線です。よく拡大鏡でご確認してください。面白いです。改めて10円の手変わりに興味を持つはずです。
 


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参考までに右隅楼の形を紹介します。


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昭和52年 左隅楼軒先:細い1本線 Ba型

随分と熱くなり熱中症対策をしなければならなくなり飲料水も頻繁に摂取するようになりました。今日は休養日でゆっくりとしていました。iPhone6sのカメラアプリを使い編集してみました。
 


お約束通り、手変わり分類を再開します。昭和52年銘には2種類あります。
 


昭和52年 左隅楼軒先:細い1本線 Ba型 非常に多く見られます


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矢印の箇所に着目してください。
 
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新しいパソコンを購入しました

以前の日本エイサーのパソコンが壊れたので日本HPのパソコンを買いました。現行の10円と書籍を買うために残しておきましたので大打撃です。ヤフオクの出品は欲しい時に出るので常に自由に使えるお金を持っていないといけません。


先日、地元の貨幣研究会に行きました。さすがに資金が続かず近代銀貨のコレクションはあきらめましたが低額であれば考えます。銀価格、金価格より高くなければ入手できません。記念貨がいいと著名な先生にアドバイスをもらいました。


手変わりの発表を続けます。iPhone6sのアプリで編集してアップします。カメラアプリで文字入力と、赤丸で見てもらいたい個所を囲むアプリと使い方をマスターすることに加えてアプリを見つけることで時間を費やしました。

昭和51年 Ba型

ずいぶんと熱くなり、日焼けしました。今年も熱中症が心配になりました。書信館出版 株式会社よりCCFオークションのカタログが送られてきました。昨年、参加したためです。平成14年銘に新手変わりを見つけましたので後日紹介します。一枚しか確認していないので現在調査中です。


今年は会場が銀座フェニックスプラザに変更になりました。S56 Bd型 枕上下無し の出品はありませんでした。8月6日に仕事が入り2日目には行けませんので初日に行くつもりです。
 


さて、今回のもの。昭和51年Ba型を紹介します。 Ba型なので基本的に同じ図案です。


昭和51年 Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」 存在率:100%


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宇治平等院鳳凰堂側


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Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」の特徴
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右隅楼


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昭和50年 Ba型

現行10円青銅貨の手変わりにおいてアルファベットの意味がご理解されたことと思います。今回のBa型は、「左隅楼軒先:細い1本線」であることが特徴です。


今回もBa型のものを紹介します。


昭和50年 Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」 存在率:100%


年号面


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宇治平等院鳳凰堂側


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左隅楼軒先:細い1本線


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右隅楼


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昭和49年 Ba型

宇治平等院鳳凰堂側の図案がしばらく変更していないことを記載しました。


昭和49年銘 Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」 存在率:100%


年号面


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世界遺産 京都・宇治平等院鳳凰堂側


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「左隅楼軒先:細い1本線」  Ba型 に共通にみられます


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昭和48年 Ba型

S45、S46、S47、S48、S49、S50、S51、S52、S53と続くBa型の極印に続き、まったく同一の刻印が使われているのがS48年銘の特徴です。この傾向はS49、S50、S51と続いていきます。


S52銘はBa型とBb型の2種類に分けることができ、S53銘はBa型、Bb型、Bc型の3種類に分けることができます。


本日のS48年Ba型について紹介します。刻印が変わりませので手変わりではありますが1種類しかありません。厳密には刻印の数だけ存在することが言えます。


昭和48年 Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」 存在率:100%


年号面


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宇治平等院鳳凰堂側



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丸で囲んだ拡大図です。


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「左隅楼軒先:細い1本線」


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つまり、Ba型というアルファベットの記号のものは宇治平等院の図案はまったく同じです。例えば、今までに出てきたAa型、Ab型、Ac型 にも同様のことが言えます。

昭和47年 Ba型

S45、S46、S47、S48、S49、S50、S51、S52、S53と続くBa型の極印に続き、まったく同一の刻印が使われているのがS47年銘の特徴です。この傾向は翌年のS48、S49、S50、S51と続いていきます。


S52、S53銘は2,3種類に分けられますので後述します。神吉廣純先生であればどのように分類するだろうか、なぜ鈴木和三郎先生は同じ分類方法を採られなかったのだろうかなどと考えるだけでも楽しい。


さて、昭和47年 の宇治平等院鳳凰堂側での分類方法を紹介します。


昭和47年 Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」 存在率:100%


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丸で囲んだ拡大図です。


Ba型に共通にみられる「左隅楼軒先:細い1本線 」


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昭和46年 後期 Ba型

S46年銘には右隅楼軒先:1本線の前期 Ac型があり、稀少価値が極めて高い。後期のBa型は標準的に見ることができます。Ac型は神吉先生が未確認のものとされていました。その後、水戸市内で同年銘を大量にコレクションしていると数枚見つけることができた。


S45年銘と存在率は反対になっています。つまり、S45年 前期 Ac型 は非常に多く、S46年銘は稀少価値が高いということが言えます。


S45年銘の後期のBa型 「左隅楼軒先:細い1本線」は存在率が少ない。催事などで特に未使用を見つけたときは手変わりと表示されていないので通常価格で購入できることから入手をお勧めします。前期、後期は自分で便宜上つけました。正確な存在率は計算中です。


 
昭和46年 後期 Ba型 「左隅楼軒先:細い1本線」 存在率 95%程度 標準


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丸で囲んだ拡大図です。
 


「左隅楼軒先:細い1本線」


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昭和46年 前期 Ac型

S46銘には「右隅楼軒先:1本線」 前期タイプのAc型と「左隅楼軒先:1本線」の後期タイプのBa型が分類されます。このうちAc型は5%程度の存在率であり稀少です。この点がS45の存在率が大きく異なり、逆転しております。


未使用をようやく見つけました。嬉しかった。催事などで未使用を見つけたらキープしておくべきです。Ac型とBa型の形を記憶しておきましょう。なお、正確な存在率をカウント中です。


昭和46年 前期 Ac型 「右隅楼:1本線」 存在率5%程度 稀少


S45はもちろんS40、41、42、43、44のAc型と平等院鳳凰堂の図案はまったく同じです。特徴を覚えてください。


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右隅楼軒先:1本線


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熱中症 になりました。
 

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