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2016年8月

平成元年 鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線 Cf型

平成元年銘に於いて神吉先生の発表された「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線 Cf型」と「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 接合 Cg」の2つのタイプが確認できましたので報告します。


Cf型なのでS61後期、S62後期、S63後期、S64年銘と同じ図案をしています。存在数は後期型のCg型のほうが2割程度と数が少ないようです。ミントセットでは前期型のCf型しか見たことがありません。


未使用のCg型を探しています。流通貨しか存在しないと推測します。


〇平成元年 鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線 Cf型 85%強







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緑の矢印で示した箇所に「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線」が見られます。



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「緑の矢印で示した箇所に「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部 傍線」が見られます。典型的な形で刻印の形や圧縮の過程で様々な形が生じてきます。Cf型の特徴で他の手変わりにも同じ変化が見られますので各自調べてみてください。後日紹介するCg型と比較するとすぐに差異が理解できます。



 

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「階段切れ目無」「左破風:階段型」「屋根の先端が鋭角」などの特徴も同じです。

 

昭和64年 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

昭和64年銘に関する手変わり分類を進めていますが、関連する手変わりはCf型のS61年後期、S62年後期、S63年後期、H元年前期の宇治平等院鳳凰堂側の図案の変化に共通のものがあるので紹介します。


〇昭和64年 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型 存在率100%


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丸で囲んだ箇所に注目してください。主な差異が見られる部分です。



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「屋根の先端が鋭角」緑で囲んだ箇所。



 

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「階段切れ目無」黄色で囲んだ箇所。



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「屋根の先端が鋭角」橙で囲んだ箇所。



「右破風:切れ目無」赤で囲んだ箇所。



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「屋根の先端が鋭角」オレンジで囲んだ箇所。



「左破風:階段型」赤で囲んだ箇所。



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青の矢印で示した箇所はCf型の特徴といえ、「鳳凰堂左翼楼・左破風の右端部」がH元年後期のCg型とは形が違っています。H元年前期後期に関してはのちに紹介します。



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先日ヤフオクで落札した竜50銭銀貨 M38年後期 が到着しました。菊紋面Iタイプ、刻印分類名称:下切凸リボン[・大菊紋・太芯](亀谷雅嗣編「日本の近代銀貨ー50銭銀貨、27頁)。台湾のグレーディング会社ACCA社のオリジナルケースに収められており、 MS63の高評価を取得。



書物があるので確実ですが手替わり表示されて店頭に並んでいることが多く高めです。最も紙ホルダーに何も書かれていない手替わり品もあります。そのようなものは有名な手替わりではないため店頭で拡大鏡で選ぶ楽しみが残されています。きれいなものが残されていないように見えます。



近代銭はすべての手替わりを収集することのできるコレクターはかなり恵まれた人で通常の人は資金難から諦めてしまう。何らかの制約が出てくることは確かです。



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昭和63年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

S63銘には「階段切れ目有」の前期タイプと「階段切れ目無」の後期タイプが存在し、前期タイプは流通用に作られたものではなく、ミントセットのみに作られたものと考えられています。


未使用貨幣は収集界に多数が残されているため稀少価値はないに等しく、コイン商ではミントセットの販売で前期と後期を分けての販売をしていません。どちらも同じ価格で売られています。セロファンで包まれている場合が多く、中身を確かめられないことがあります。


今回はS63年後期 Cf型を取り上げます。前期と後期の分類方法はS61年銘の「日本貨幣カタログ」に準拠させていただきました。


〇昭和63年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、 階段の縦線上部が融合 Cf型 存在率100%(通常貨)、ミントセット内にも含まれるため50-60%(ミントセット全体を100とした場合)。


画像はミントセット出しのものです。ちなみに通常貨も全く同じ図案です。PCGSやNGC、ACCAに鑑定してもらった場合の数字はミント出しのほうが高くなります。MS67も期待できます。一方、流通貨は数字が低く平均するとMS64-65になります。例外としてMS67のS61年後期を3枚ネットオークションやオークションで見たことがあります。



数字が大きくなるほど値段が高くなります。RD>RB>BNの順で安くなります。当たり傷や銅の光沢の違いなど同じ数字でも様々ですので選ぶ目が必要になります。そのためには良いものを何枚も見ることが大切です。買わなくても見るだけなら構いません。



銅は空気で酸化されるため空気が入らないようにクリップシーラーで圧着しておきます。紙のコインホルダーにいったん閉じてクリップシーラーで圧着しておきます。密封状態にしておきます。銅の原色での保存が最も難しく貴金属の金や銀が簡単です。



 

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丸で囲んだ箇所に着目してください。前期との違いがよくわかります。10-15倍の拡大鏡で容易に判別することができる手変わりです。肉眼でも慣れると判別可能です。ネットオークションは画像が全てですが焦点が合っていれば自分の目で判別できるようになります。



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「階段切れ目無」黄色で示した箇所。



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「屋根の先端が鋭角」オレンジ色で示した箇所。



「左破風:階段型」赤で囲んだ箇所。



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「屋根の先端が鋭角」オレンジ色。



「右破風:切れ目無」赤で囲んだ箇所。



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「屋根の先端が鋭角」緑で囲んだ箇所。他の「屋根の先端も鈍角」です。



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明日、台風10号が正午ごろ最接近すると見込まれていることから強風で飛ばされないように対策をしておきました。心配です。

 

昭和63年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

【訂正】以前書いた記事のうちS56‐S62前期まで該当します。


×「右破風:階段型」


〇「右破風:切れ目有」


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S63年前期タイプのCe型は特別で通常貨用に製造されたものではなくミントセット用に作られたものと推測します。なぜなら流通貨ではまだ1枚も存在を確認していないためです。ミント出しがごく僅か含まれている可能性はありますが無視していただいて構いません。


問題になるのは前期の発行枚数ですが通常 605,021枚。大阪桜の通り抜け 41,979枚の合計647,000枚。催事やコイン商など店頭などでの経験から後期と前期の割合は5対5から6対4の割合と考えられ後期と同じかわずかに後期が多い。推定発行枚数は32-40万枚。通常貨では未発行でもミントセットを取り出せば容易に手に入る。


 
発行枚数は少なくS61後期タイプの推定発行枚数10-15万枚に次いで稀少価値が高いものですがミントセットは流通用に製造された目的ではなく収集家用に作られたため未使用貨が収集界に意図的に大量に残されていること。コレクターなど残存数が多いためプレミアムは付かないと考えられています。


しかし、近年になって状況が少しずつ変わってきています。オークションに前期が出品されある程度の評価が付いたことから他の手変わりでも同じく【手変わり品】としての価値が認められたと考えられる。問題は人気度でほとんどないといっても過言ではない。今後どのようにして普及させるかが最大の課題です。「日本貨幣カタログ」に掲載されれば効果があり、一般コレクターにも目に触れる機会が増えもっともいいと考えます。


S61後期はミントセットには存在せず銀行ロールにしかないため現存する貨幣はすでに市場に流通され摩耗され摩滅されているものがほとんどで未使用が極めて少ないため異常な高値がついています。人気度も高く、オークションに出品されたり貨幣専門誌「収集」に論文が発表されたり、「日本貨幣カタログ2016」に図案が掲載されたりと認知度もあります。



昭和63年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線上部が融合 Ce型 通常貨には無し流通用には製造されなかった、ミントセットには意外と多く32-40万枚と推定。


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「屋根の先端が鈍角」オレンジ色で囲んだ箇所。「他の屋根の先端も鈍角」



「左破風:楔型」赤で囲んだ箇所。



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「階段の縦線上部が融合」もしくは「階段切れ目有」。貨幣業界では慣用で「階段切れ目有無」と表現しています。「有」は「有り」の略。



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「右破風の切れ目」有。右破風と左破風の呼び名が異なっていましたので改めました。



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東京のコイン商より50円で購入。店主いわく、流通貨なのかミント出しなのかはわからないとのことでした。状態は未使用-。当たり傷や摩耗は全くなく、指紋による変色が見られました。



ミント出しを自分の目で選ぶと完全未使用を見つけることができます。



以前書いた関連記事はこちら。



昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型



昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型



昭和62年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型



昭和62年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

昭和62年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型、標準 90%前後(ただし、流通貨の場合)


存在率は現在集計中で後ほど追加する予定です。S62年銘前期後期。


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Cf型の特徴で「階段切れ目無」です。黄色で囲んだ箇所です。通常貨ではほとんどが後期タイプのCf型です。



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緑色で囲んだ箇所は「屋根の先端が鋭角」になっています。Ceと比較するとよくわかります。Ce型は「屋根の先端が鈍角」です。黄色で示した箇所は「階段切れ目無」。



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右側の屋根形状も鋭角になっています。黄色で示した箇所は「階段切れ目無」ですので前期と見比べてみるとよくわかります。



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「左破風」の形状は「楔型」ではなく後期タイプの特徴である「階段型」をしています。この変化は顕著でよくわかりやすいため容易に判断ができます。



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「右破風」も「階段型」です。

「右破風の切れ目」も無しです。

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他もCf型の特徴と同じです。なお、「他の屋根の先端も鋭い」ことが言えます。暗くなるのが早くなりました。寒くなっていくのが嫌です。



以前書いた関連記事はこちら。




 

昭和62年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

S62年銘には前期タイプの「階段切れ目有」のCe型と後期タイプの「階段切れ目無」のCf型に分けることができます。S61年銘、S63年銘と同じ刻印で作られたものと推測します。


存在率ですが流通貨には少ないですがミントセットでは4対6の割合で後期がやや多いと推測します。したがって、ミントを崩してコレクションにすれば費用面でも安上がりにできます。お勧めします。無理して手変わり表示をされたものを選ぶ必要はありません。催事に行き自分の目で選んでくると後期と同じ値段でコイン業者さんより購入可能です。


昭和62年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型 稀少(ただし通常貨)


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平等院面はCe型であり、S60年と同じ図案(デザイン)をしています。他のCe型にも同じことが言えます。分類番号の記号は大切です。



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「左破風」は「楔型」をしています。赤で囲んだ箇所です。



「屋根の先端が鈍角」オレンジ色で囲んだ箇所です。



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「右破風」も同じく「楔型」をしています。「右破風の切れ目」有です。赤で囲んだ箇所です。



「屋根の先端が鈍角」オレンジで囲んだ箇所です。



 

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「屋根の先端が鈍角」緑色と青で囲んだ箇所です。



黄色で示した箇所は「階段切れ目有」です。別名、「階段の縦線が分離」。



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「 階段の縦線が分離」黄色で囲んだ箇所です。



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以前書いた関連記事はこちら。



昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型



昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和61年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段の縦線上部が融合 Cf型

今回は有名な手変わりのS61年後期について取り上げます。神吉先生が分類表や「収集」2006年9月号に論文を発表されて以来、コイン業者やネットオークションなどでも認知され人気度も極めて高い手変わり品です。


昭和61年銘のプルーフセットの貨幣はすべてがこのCf型の後期タイプをしているため「試鋳貨」とも「プロトタイプ」ともいわれています。この貨幣のみ「日本貨幣カタログ2016」に掲載されています。S61年後期のみプルーフセットを製造する目的で発行されたと考えられています。


そのため発行枚数は極めて少なく10-15万枚と推測されています(神吉先生)。同じ図案(デザイン)はS62後期、S63後期など他の年号のCf型にも見られます。後日紹介します。



なお、「日本国」などに文字の太さの差異がありますが造幣局員の修正によるため無視してよいと思います。神吉先生も同じ意見です。私の分類方法は大まかに分けています。厳密ではありません。未使用貨でないと判断ができなくなる恐れがあるからです。収集家もあまり細かな分類方法は望まないし収集人口を増やす目的にも反します。


昭和61年 後期 屋根に切れ目無、屋根の先端が鋭角、階段切れ目無 Cf型 存在率:0.6% 珍品


現在まで5枚を流通貨より見つけました。今年に入ってからはまだ見つかっていません。


①ネットオークションより購入しました。PCGS MS64RD (PL)。PCGSはPL表記が付きません。50000円の落札価格でした。


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ポイントとなる箇所を丸で囲んでおきました。



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「左破風:階段型」をしており「屋根の先端が鋭角」です。他の屋根の先端も鋭い。



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「右破風:階段型」「右破風の切れ目:有」で「屋根の先端が鋭角」。流通貨で前期と後期の判断が難しい場合に複数の箇所で確かめます。近代銀貨の「組み合わせ手変わり」と同様の考え方です。



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「階段切れ目無」が最大の特徴です。



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参考までに茶色で示した「右裳階」に「枕」はありません。



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②PCGS MS64RDのものでネットオークションより購入しました。70000円の落札価格でした。

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平等院面にスラブに傷が見られます。また中身の貨幣も完璧ではありません。

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以前書いた記事はこちら。



昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

昭和61年 前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

10円青銅貨「S61~63銘」は、平等院面の「屋根に切れ目の有無」と「屋根の先端の角度」および「階段切れ目の有無」により刻印タイプを基本分類することができます。


すなわち、①S61、62、63、前期(階段切れ目有)、②S61、62、63、後期(階段切れ目無)に刻印特徴を大分類することができます。
S61後期タイプには「日本国」の文字が太字と細字に小分類できるが割愛しました。


昭和61年前期 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 存在率:99.4% 標準




平成28年6月5日現在の枚数で後期はまだ見つかっていないため前期の確率はこれより大きくなります。今年になって後期はまだ1枚も見つかっていません。有名な手変わりのS61後期は「日本貨幣カタログ」に掲載されたり手変わりのプレミアムが付き販売されたり、オークションに出品され本格的な評価を得た。


今、流通貨から見つけると金融機関から1000枚に1枚の確率でS61銘を見つけることができます。稀少性がある貨幣ということができる。中特年で未使用で100円程度でコイン業者から購入することができます。


催事でS61銘の50枚ロールを購入して割ってみたがすべて前期でした。近所の金融機関によると、200枚くらいならロールの形にできますということなのでロール収集は避けたほうがいいと判断した。


以前ヤフオクで落札したもので、NGC MS65 RB PL とスラブには書かれていました。プルーフライクなので初期打ちのものでミントセット出しのものなのだろうか。可能性は非常に高い。


承知のことですがミントセットには前期タイプのCe型だけしか組み込まれていません。その理由は造幣局に伺わないと正確には答えられません。したがって、ミントセット出しの61年銘を見たら間違いなく前期です。



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「屋根の先端が鈍角」がオレンジで囲んだ箇所。



「左破風:楔型」をしているのが特徴で「屋根に切れ目有」が赤で囲んだ箇所。



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「屋根の先端が鈍角」がオレンジで囲んだ箇所。当たり傷があるのが残念です。オークションの下見会があれば入札していなかったが格安だったので落札しました。



「右破風:楔型」 「右破風の切れ目:有り」と「屋根に切れ目:有」の組み合わせ手変わりで赤とオレンジで囲んだ箇所。



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「屋根の先端が鈍角」が緑で囲んだ箇所。



「階段切れ目有」が青で囲んだ箇所。



「左裳階」に「枕」が有りは参考(茶の矢印で示した箇所)。「枕」の有無を確かめる練習になりますので目を鍛えてください。S59年銘のCb型とCe型、Cd型を確実に判別できるようにしてもらいたい。



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その他、後期タイプと比較して「屋根の先端が鈍角」です。



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ほとんどが前期といっても過言ではありません。S61銘を見つけたらとりあえず使わないで保存しておきましょう。後期が混じっているかもしれません。そろそろ後期が出てきてもいいころです。確率的にも言えます。何とか見つかってほしいものです。



私はホルダーなしで保存できるビニール製のコインアルバムに入手するたびに入れています。枚数を計算することと、保存状態は良いのですがやはりコインホルダーの紙が一番いいです。クリップシーラーで密封するのがいい。紙ホルダーが古くなり破れてくる前に新品と取り換える。



S56Bd、S59Cb、S61Cf後期など年号別収集に変えて手変わり別コレクションを楽しんでいます。まだ1枚しか発見していないものもあり、流通貨から見つける場合は摩耗、摩滅があるため難しい。

 

昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 Ce型

S60の平等院面については屋根に切れ目のあり、屋根の先端が鈍角、階段の耳石に切れ目が見られるものの1種類に分類した。


分類の特徴は、S61前期Ce型、S62前期Ce型、S63前期Ce型と全く同じ刻印をしています。画像はミントセット出しですが流通貨も同じ図案です。肉眼でもCe型と認識できます。


昭和60年 屋根に切れ目有、屋根の先端が鈍角、階段の縦線が分離 存在率100%


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平等院面です。



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赤で囲んだ箇所が「左破風:楔型」をしています。



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「右破風」も同じく「楔型」をしています。「右破風の切れ目」有です。

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「階段(耳石)切れ目」有が最大の特徴です。

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屋根の先端が鈍角

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屋根の先端が鈍角

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昭和59年 左破風:楔型、右裳階枕:無 Cd型

昭和59年銘の最も標準的に見られるCd型について説明します。


昭和59年 左破風:楔型、右裳階枕:無 Cd型 存在率:86.9% 標準的


この年号に関してはおよそ3年前より使わずに集めているため4000枚ほど集まりほぼ正確な存在率になっていると推測します。


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赤丸で囲んだ「左破風」と「右破風」の形状を見て「楔型」であることを第一に確認してください。次に緑の矢印で示した箇所に「右裳階」の「枕」が無いことを確認します。ほとんどがこの形です。

 



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「左破風」が「楔型(くさびがた)」



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「右破風」も同じ「楔型」をしています。「右破風の切れ目」有。



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最後に緑の矢印で示した箇所に着目し「右裳階(みぎもかい)」に「枕」がないことを確認します。



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台風が上陸し作物が倒木しています。台風情報が重要です。

 

 

昭和59年 左破風:楔型、右裳階枕:有 Ce型

昭和59年 左破風:楔型、右裳階枕:有 Ce型  存在率:13.0㌫ 稀少



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「左破風」が「楔型」



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「右破風」も「楔型」です。「右破風の切れ目」有。

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「右裳階」に「枕」が有ります。Ce型の特徴でありCd型(標準型)には見られません。保存に値する貨幣の一つです。200円で購入しました。未使用とコインホルダーには書かれていました。催事でCe型の未使用はまだ1枚しか見つけていません。



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地元の貨幣研究会例会に出席しました。小型50銭銀貨などが出品されましたが近代銀貨50銭の部の手変わりの書籍を読み楽しみながら収集したいです。現物を購入するのは研究会に限ります。業者からになるとかなり高くなります。



近代銀貨の手変わりで稀少性が分かると非常に面白い分野ですがすでに報告されているため全部揃えるとなると費用が掛かります。月刊誌の「収集」が面白いようですがまとめた「1円銀貨・50銭銀貨の手変わり」、「一朱銀の書物」など読むのが楽しいですね。



なんでも気軽に話せることが楽しいです。例えば、2006CCFの粗品はなぜもらえなかったのかのことなど。

 

昭和59年 左破風:階段型 Cb型

今回は神吉先生が「存在の報告はあるが現品未確認のもの」として「日本貨幣カタログ1994」や「収集」2006年19頁に手変わり分類表を発表した際のものを紹介します。


結論を言えば、稀少価値はかなり高いが流通貨から見つけることができましたので報告します。現時点で最も稀少価値が高いものです。ミントセットで探してみましたが見つけることはできませんでしたので流通貨すなわち通常貨にしか存在しないものと推測します。


Cb型は左右の破風が階段型であることが特徴です。文字通り階段型をしています。まずS59年銘を見つけたら左破風が楔型なのか階段型かを確認してください。次に左破風が階段型を確認してください。摩耗や摩滅で判断できない場合、右破風の形状で再確認してください。


存在率は極めて低く現在まで6枚を流通貨から見つけました。0.1%の大珍品です。


昭和59年 左破風:階段型 Cb型 0.1% 大珍品



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左破風が階段型



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右破風も階段型切れ目無。



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明らかに左破風が楔型ではなく、階段型をしています。流通貨で状態は銅の光沢を年号面にわずかだけ残しているもので平等院側には光沢がありません。未使用が欲しいです。探していますが催事や通販、ヤフオクなどではまだ見つかっていません。



昭和39年未使用は見つかりました。よかった。まだ、蒸し暑いです。陸上400メートルリレーで銀メダルを獲得しました。男子の短距離界はいつも予選までで37秒60のアジア記録にも驚いています。歴史的快挙です。普通の練習ではこの記録は出せません。才能が必要になります。陸上部でしたのでよくわかります。



以前書いた記事はこちら↓



昭和57年 左破風:階段型、階段両方切れ目有、Cb型 



昭和58年 左破風:階段型 Cb型

昭和58年 左隅楼軒先:広い 先端鈍角、左破風:楔型 Cd型

今回はCc型とCd型の違いを整理し説明します。左隅楼軒先の変化を大きく分けて2種類分類することができます。左右破風:楔型が共通に見られることを条件にしています。S58銘の存在率は推測です。


昭和58年 左隅楼軒先:広い 先端鈍角、左破風:楔型 Cd型 


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見分け方のポイントは、赤で示した箇所が広いということです。左隅楼軒先が広く先端が鈍角なことが最大の特徴です。右側にある左隅楼軒先をCc型と比べてみるとよくわかります。





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参考に赤で囲んだ箇所が「左隅楼軒先 狭い」、青で囲んだ丸印が「左破風:楔型」です。

昭和58年 左隅楼軒先:狭い 左破風:楔型 Cc型 やや少ない



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以前書いた記事はこちら↓



昭和58年 左隅楼軒先:狭い 左破風:楔型 Cc型

 

昭和58年 左隅楼軒先:狭い 左破風:楔型 Cc型

リオデジャネイロ五輪でメダル獲得が多く困っています。十分な自由時間がありません。水戸市内は強い雨と雷がありました。



昭和58年銘には3種類の手変わりが存在することを書きました。今回はCc型を取り上げます。このCc型はこの貨幣しかありません。この付近の年号には手変わり番号が割り振られ最も収集の醍醐味がある年号です。きちんとマスターすれば自然と興味が湧いてくることは間違いありません。



昭和58年 左隅楼軒先:狭い 左破風:楔型 Cc型 やや少ない


いずれにしても手変わりには違いありませんが現状では昭和61年後期 階段切れ目無 Cf型でしかプレミアムは付きません。


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赤で囲んだ箇所が「左隅楼軒先」がS58Cd型に比べ狭くなっています。青で囲んだ箇所は「左破風:楔型」です。



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拡大部分です。



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貨幣研究会例会では強気の価格交渉に出ようと思う。前回、議事堂5円(かなり状態の良いものです)を原価の5円にして分けてしまったからです。欲しい人にコイン店より格安で分けてあげる、コイン収集に寄与することを目的としているため仕方がありません。次回以降はもらう立場になってみたい。

 



昭和58年 左破風:階段型 Cb型

暑さは相変わらずですが次第に日が短くなってきました。昨日の鑑定団を拝見しました。明治7年銘の「丸銀打ち」ですが20年前の骨董市での入手、映像を見た感じでは贋作の輝きをしていました。楽しめました。ネットに出品されている貿易銀などの近代銀貨を見る際の参考にします。


昭和58年「左破風および右破風」の形状が「階段型」のものを取り上げます。昭和58年銘には3種類の主な手変わりが報告されています。「左破風」の形状が「階段型」であることが確認できれば一番良いのですが、摩耗や摩滅によって見分け方が難しくなるため、できる限り「左破風」形状が「階段型」の特徴で確実に判断してください。以下紹介していきます。


昭和58年 左破風:階段型 Cb型 やや少ない

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「左破風」階段型 この特徴が摩耗や摩滅によって判断できない場合は「右破風」の形状をみて「階段型」「切れ目無」であることを確認します。一方、Cb型を発見した場合も同様に「左右破風:階段型」であることを確認します。S57、58、59共通に言えることです。



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「右破風」階段型 切れ目無。

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Cb型なのでS57、59の刻印タイプとほとんど同じです。比較してみると面白いです。存在数ですがS58年銘の主な手変わりの3種類の中では最も数が少ないようです。



画像は「美品」とコインホルダーには表示されていました。

過去に書いた記事↓

 

昭和57年 左破風:階段型、階段両方切れ目有、Cb型

S57、S58、S59年銘にはCb型が存在します。左の破風が階段型、階段切れ目があるということが最大の特徴です。


S59年銘に言えることは希少価値が極めて高いということで神吉廣純先生が存在の報告はあるが現品未確認のものとされたものです。特にS59Cb型は発見できるのは稀で偶然としか言えないほど大珍品です。神吉先生の分類表があらかじめなければ発見することが極めて難しい手変わりといえます。


S57年銘は普通に見られるものです。


Cb型の特徴は貴重です。


昭和57年 左破風:階段型、階段両方切れ目有、Cb型 標準型


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左破風は階段型。


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右破風も同じく階段型は切れ目無。そのため、摩耗がひどい場合などうまく鑑別できない場合には左右の破風がどうなっているか、階段型なのか楔型なのかを見極めてください。常に貨幣全体の特徴を理解しておくことが重要です。


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階段両方とも切れ目があります。Ca型との相違点。摩耗が激しかったりする場合は識別ができないことがあります。


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部屋の整理整頓をしたためS39年銘の未使用をコインアルバムから落としてしまい紛失してしまいました。見つかることを期待しています。ゴミ箱に落ちて捨てられてしまったか。不安です。見つかりましたら報告します。



茨城貨幣研究会例会のハガキが届きましたが料金2円が不足していて郵便局まで行かなければいけません。10日あるのでそれまでに答えを出します。

昭和57年 左破風:階段型、階段片方切れ 翼楼:●有 Ca型

急に日が短くなりました。明日、雨が降ってくれると助かります。


昭和57年 左破風:階段型、階段片方切れ、翼楼:●有 Ca型


存在率に関してはS57年銘にCa型、Cb型の二つに分類できますが同じ程度の出現率で変わりはありません。そのため稀少価値はなくプレミアムは付きません。


また、分類記号のCa型ということからS56Ca型と全く同じ図案です。


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階段耳石片方切れ 黄色の矢印で示した箇所に切れ目があります。緑の矢印で示した箇所に切れ目はありません。S56Ca型と同じ。


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やはり催事は初日に行くことが重要だということが身にしみました。



図の「左破風」および「右破風」が「階段型」です。茶色で囲んだ箇所です。緑の矢印は翼楼:●有です。

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銀座コインの会長が明日の「開運なんでも鑑定団」に出演されますので見てください。16日と23日の20時54分から21時53分です。TV東京。何が出るのか楽しみです。



パソコンを代えてからiCloudのフォルダに何も入っていなかったりして満足な画像ができません。遅れています。

昭和56年 左破風:階段型、階段片方切れ 翼楼:●有 Ca型

昨日、2016 CCFのオークション結果が届きました。何も会場で入札しませんでしたが受付を済ませ、パドルもいただいたためオークションの雰囲気はつかめました。郵便入札よりも会場で入札するほうが有利に進行されていることが分かりました。どうしても欲しい貨幣があれば上京して必ず下見をして状態を確認したうえで本番に備えることが大事です。


郵便入札が有利になるようにとGCAには規約に書かれていましたが全くのウソです。最高入札価格で郵便入札者を上回るまで進行されていました。落札できても数千円の誤差の範囲内で得した損したというくらいです。10%の手数料、送料を含めるとある程度オークファンなどで相場を知っておき参加する必要があります。
 


昭和56年 左破風:階段型、階段片方切れ 翼楼:●有 Ca型 存在率30% 標準型


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左破風:階段型 、左翼楼:●有


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右破風:階段型切れ目有、右翼楼:●有
 


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階段片方切れ目無;黄色で示した箇所に左側の耳石 が切れています。緑色の右側は切れ目がありません。特徴分類です。


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朝3時ごろ明るかったのが徐々に遅くなり、 夜、明るかったのが急に暗くなりました。しかし、日中の暑さや温度の違いは感じられません。


多忙のため、近代銀貨研究会の書物を熟読できません。時間を作り読破し、手変わりの刻印の造りや分類表、考え方を学びます。


「1円銀貨の手変わり」「50銭銀貨の手変わり」「近代銀貨研究会3,4,5」「50銭銀貨の部」を持っています。考え方は理解できましたがまだ完全に自分のものにしていません。実物の貨幣を買うより書物を買ったほうが安上がりです。いずれにしても勉強しなければ贋物を掴まされる世界です。
 
 


昭和56年 Bc、Bd、Be、Bf型 追記

S56年銘のCa型の組み合わせ手変わりの記事を書く予定でしたが比較をするうえで大事なことを抜かしてしましたので追加します。コインホルダーに分類番号や特徴を書かれていた方がいたら追記として書き入れてください。分類番号は変わりません。


昭和56年 左裳階:枕上下有 Bf型 などにも同じことが言えますが左右の翼楼に●印が見られず、太い1本線のようです。同じことはBc、Bd、Beにも言えます。画像を張っておきます。図はBf型です。緑の矢印の箇所に注目してください。


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左翼楼:●無 Ca型と比較するために頭に入れておいてください。


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右翼楼:●無


こちらの翼楼も共通です。比較するのに参考にしてください。


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なお、階段の切れ目は両方とも切れています。(Bc、Bd、Be、Bfとも共通)。
 

昭和56年 左裳階:枕上下有、翼楼:●無 Bf型

平等院側面刻印の発生順位(時期)推定からある程度複数の年号にわたって刻印は使われた。このBf型はS56銘しかなく特徴があります。存在率的には非常に多く見られ標準的です。


今日は涼しかったです。


昭和56年 左裳階:枕上下有、翼楼:●無 Bf型 存在率57% 標準的


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平等院面側の「左裳階」に着目してください。「枕」が「上」と「下」にあることが分かります。かなり大きく拡大しないと判別はできません。この箇所は特に鑑別する必要があります。
 


収集家によって前期、後期などと分ける分類方法があっても構わないと考えます。神吉廣純先生、鈴木和三郎先生など手変わりコレクターの意見、とくに神吉先生のご意見を伺いたいです。集めて自分が楽しければいいと思っています。趣味ですから。


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左隅楼軒先


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右隅楼軒先


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「左裳階」 の「枕」 が上および下の2つに見られます。黄色で示した箇所に注目です。


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特徴のポイントを抑えると非常に楽しみながら収集ができます。 刻印の特徴発生順位を、その特徴をもつ年号帯、各種変化の連続性、刻印の組み合わせ条件などから推定した。
 
 
 
 


昭和56年 左裳階:枕下有、翼楼:●無 Be型

毎日が暑く熱中症にかかる寸前です。炎天下塩飴や常に水分を持ち歩くなどして防いでいます。今が最も暑い時期です。あと1週間もすれば次第に収まります。


本日のテーマは昭和56年銘に5種類の手変わりが存在するという組み合わせ手変わりの分類などです。なお、存在率は収集した枚数が少なく今後変わる可能性もあります。


 
昭和56年 左裳階:枕下有、翼楼:●無 Be型 存在率3% 稀少


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左隅楼軒先


 
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右隅楼軒先
 


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左裳階:枕下有 Be型の特徴です。S56年銘は特に少ない。黄色の矢印に注目してください。


「左裳階」の「枕」が下側の部分だけ存在します。よく違いを観察してみてください。


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昭和56年 左裳階:枕上下無、翼楼:●無 Bd型

神吉廣純氏の「日本貨幣カタログ1994 特集」、「収集」2006年19頁に10円の手変わり分類表が書かれていますが唯一未見のものが昭和56年 左裳階:枕上下無 Bd型である。鈴木和三郎先生のWebページにも昭和56年Bd型は分類されています。


このことから存在することが期待できるものといえ存在の可能性大といえる。神吉先生が存在の報告はあるが現品未確認のものとして分類されたものに入っているためです。


一方で、S52、S53、S54、S55、S56と同じ図案がつながっているため存在すると報告者が間違えたことも考えられる。分類記号が繋がっている。TICC 2015では「収集」誌側は謝罪文を出さなければいけないと担当者は話されていたので確実にあるともいえる。


その担当者に存在すると指摘を受けたこともあり、存在率はかなり低く超稀少の大珍品ということができる。昭和61年後期 階段切れ目無 Cf型>昭和59年 左破風:階段型 Cb型よりもはるかに少ないということができる。また、実在するとすれば貨幣セットの中に混じっているものと考える。
先日の2016 CCFでも「収集」担当者に質問をしたところ、即答は避けられたため明確ではありません。「時間を作る」とだけ話されました。10円手変わりなど問題外なのでしょうか。


流通貨ではおよそ4年は探しているが全く見つかりません。似た特徴のものはありましたが当たり傷があったり摩耗がひどくコレクションになりません。自信はありません。見つけた人は報告をください。




昭和56年 左裳階:枕上下無、翼楼:●無 Bd型 未見(存在の可能性大) 超珍品


S54、S55年銘には割と見つけることができますが少ないです。


画像はS55年銘のものです。


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左隅楼軒先 参考です。


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右隅楼軒先 参考です。




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左裳階:枕上下無し(Bd型の特徴です) 緑で囲んだ中に注目してください。黄色で示した箇所に枕が上と下に見ることができません。枕部分は22倍の拡大鏡で見るほうが分かりやすいです。


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昭和56年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり、翼楼:●無 Bc型

昭和56年銘にはすでにご存知の通り、Bc型の「左隅楼軒先:細い1本線、隅棟:先端跳び上がり」、Bd型の「左裳階:枕上下無」、Be型の「左裳階:枕下有」、Bf型の「左裳階:枕上下有」、Ca型の「階段片方切れ目無、翼楼:有」の5種類が存在することが知られていますが、Bd型は未見のため存在の可能性大としておきます。


神吉先生が存在の報告はあるが現品未確認のものとしたBd型に関しては後述します。




昭和56年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり、翼楼:●無 Bc型 10% 少ない

アルファベットの記号は共通です。Bc型(S53,S54,S55,S56年銘に見ることができます。)


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「左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり」


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右隅楼軒先(左隅楼軒先:細い1本線と比較)


 
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左裳階:枕下有(参考)


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昭和55年 左裳階:枕下有 Be型

S55年 左裳階:枕下有 Be型について紹介します。比較的多く見ることができます。


S55年銘はBc型、Bd型、Be型の3種類に分類されます。
 


S55年 左裳階:枕下有 Be型 比較的多い


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緑の丸で囲んだ中に黄色で示した矢印の箇所に注目してください。


15-22倍拡大鏡で確認することができます。未使用の場合。


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左隅楼軒先 参考




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右隅楼軒先 参考


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左裳階:枕下有 この箇所で確認します。したがって、拡大鏡は必須です。


緑で囲んだ箇所に着目してください。黄色の矢印で示した箇所で確認します。




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2016 CCFに参加

2日目の6日(土)に参加しました。先着50名に長野五輪500円白銅貨を粗品としてくださるとのことで朝、5時過ぎに起床。銀座で迷いロスをする。9時30分ごろ会場の銀座紙パルプ会館に到着。まあ、確かに有楽町駅から遠く迷ってもおかしくない。


会場の銀座フェニックスプラザ3階にはすでに14名が待つ。粗品は確実だと自負しながら9時開始のオークションの方に割り当てられたようで記念貨はもらえませんでした。アンケートに答えると200円引きの割引券が配布されました。これは、主催する書信館出版株式会社の発行する関連書籍と低額品コーナーだけ使うことができた。昨年、この割引券がコインを選んでいる最中に盗難にあったため、名前を記入した。今年は冷静に使うことができた。


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会場は狭く出店業者も少なかったせいでいつもの業者でさえ私のコレクションの10円青銅貨を持ってきてくれなかったところもありました。1社のみ稀少性の高い貨幣を見つけることができた。S62年 前期 Ce型 未使用 おそらくミントセットを崩したものと思う。周囲が酸化されており色が変色しているためである。


低額品コーナーは入場後、直ちに行ったのだがその時は目的とするものがなかったがもう一度入場しくまなく探すことにした。10円玉を見つけることができたがありきたりのものでした。購入しました。安く手に入るということと、送料がかからないということが理由。


このようなわけで会場をいったん後にすると出口でオークションの下見を勧められた。断るわけにもいかず会議室を案内してもらう。3分ほどの会議室で入り口がなく迷いました。7階とわかるとエレベーターでパドルの番号、オークションカタログをもらう。家にもあったが入札するものがなく郵便入札はしていなかった。


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オークションの途中から参加する。生まれて初めて生のオークションに参加しました。ロット番号、千番台は読まず略して進められた。このことが分かるのに10分は要した。コインの画像とロット番号、日本円、ユーロ円、アメリカ円が表示され、メール入札のパドルが挙げられ、ノートパソコンでプロジェクターをしている。


パドルは挙げなかったが意外と安く手に入るのだな、これは高い、盆回しよりも高い、入札しておいてもよかったななどと錯綜しながら昼ご飯になってきたので会場を後にした。


午後、定量銀貨研究会に参加、茨城貨幣研究会例会でもお世話になっている先生に挨拶をし、日本近代銀貨研究会にも参加。会長の講義も拝聴できた。「円銀M11-13年銘の最新分類状況と分類表」「円銀刻印の大分類改定に関する最新資料の配布と解説」「贋物、修正品鑑定大会」、20銭銀貨、50銭銀貨手変わりや希少価値がありめったに出ないもの、コインクリーナー酸性、アルカリ性で研磨されたものを見極める方法などためになりました。


レジュメも勉強になりますので早く近代銀貨研究会7(仮称)と円銀の手変わりを作ってください。1と2は絶版のようで残念です。昭和56年Bd型は実在するかは担当の人が即答を避けたためはっきりとしませんでした。


今日の購入品目。昭和62年前期 100円、昭和47-63を2セットずつ。600円。合計700円。


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昭和55年 左裳階:枕上下無し Bd型

私の収集歴は、1975年(昭和45年)頃からで日本万国博覧会、札幌五輪の記念硬貨をなぜ入手できていなかったことに始まる。今話題になっている第1次東京五輪100円銀貨と1000円銀貨はなぜか持っていた。当時は記念硬貨の入手方法が分からず誰でも並べば両替できることが分からなかった。情報が少なく新聞の告知があり始めて金融機関での両替開始日が分かる時代だった。今の地方自治60年、新幹線100円とは比較にならず長蛇の列だった。


また、デパートなどでも切手とコインのコーナーが増えカタログ価格など当然ながらあてにならず昭和35年50円ニッケル貨が6000円、第一次東京五輪1000円銀貨が30000円、札幌100円白銅貨が3000円、大阪万博100円白銅貨が1500円などの今では考えられない高値で売られていた。


札幌100円、大阪万博100円、昭和35年50円ニッケル貨はどうにかして手に入れることができた。わずか数か月で価格が変わり上下したためである。だが状態は選ぶことができずまた、今のように状態を見る目がなかったのと店員の選ぶ目も先入れ後出しで適当だったように思えるが果たしてどうだろうか。最も良いものを選んでくれたのだろうか。反省点はどちらにもある。


オークションなどで使用された特徴名称や出品されたことのある手変わりなどは一応の認知がなされたと考え、できる限り記載することにしました。基本的な分類に関する考え方や語句の使用法に関しては、神吉廣純氏が執筆された「日本貨幣カタログ1994年特集」や「収集2006年9月号、19頁」および鈴木和三郎氏のWEBページにできる限り準拠するようにしました。


昭和55年 左裳階:枕上下無し Bd型 少ない


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左隅楼軒先 参考です。


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右隅楼軒先 参考です。


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左裳階:枕上下無し(Bd型の特徴です) 緑で囲んだ中に注目してください。黄色で示した箇所に枕が上と下に見ることができません。


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当然ながらS56年銘にBd型を確認できていませんので発見された方は報告をお願いいたします。暑くなりました。一年で最も日が長い時期です。5日と6日には銀座でCCFがあります。近代銀貨研究会の講演は円銀の刻印の大分類が変更されたため是非とも参加してみたいです。


また、DM特典、低額品コーナーや特別販売品 があり旭日50銭銀貨(未使用)は研究会の盆回しと同じ価格ですので手に入れたい気がします。第一次東京五輪1000円銀貨も買い取り価格1400円程度であるため参加してみたい気がします。


新聞にも報道がありましたように大手百貨店の売り上げが鈍りデフレ傾向が見られます。買わなくても見に行きたいものです。

昭和55年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり Bc型

Bc型はS53、S54、S55、S56年銘の4年にわたり見られる。同じ図案です。呼び名が統一されていないだけです。S54は存在数が極めて多いがこの年銘(S53、S55)は少ない。


昭和55年 左隅楼軒先:細い1本線 隅棟:先端跳び上がり Bc型 少ない


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左隅楼軒先が細い1本線で、隅棟の先端が跳び上がっているように見えます。


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右隅楼


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昭和54年 左裳階:枕上下無し Bd型

今回は数年かけても見つからないBd型について説明します。昭和54年銘からBd型は始まり、S55、S56(未見)と同じ図案が使われています。実際にS56にBd型が存在するか否かに関しては「日本貨幣カタログ1994 特集」と「収集2006年9月号19頁」に有力な方からの存在報告があるため存在の可能性有になります。


さて、昭和54年 左裳階:枕上下無し Bd型 を紹介します。未使用です。


昭和54年 左裳階:枕上下無し Bd型 稀少


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左隅楼


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右隅楼


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左裳階:枕上下無し が特徴です。Bd型の3種類に共通にみられる。


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